脳卒中に実用化が期待される「幹細胞治療」

前回は
脳梗塞が発症してしまった場合の治療法として
「tPA」と「血管内治療」の二つの画期的な治療法が有るとお伝えしました。

でも、上記の治療を行うには
時間の制約はもちろん
血管が丈夫であることが前提条件になります。

いずれにしても、日頃の健康管理が大切です。

さて、今回は、
ダメージを受けた脳細胞の再生を促す治療方法です。

いわゆる、「再生医療」と言われるものです。

それは、患者の骨髄から採取した
“造血幹細胞”を使う「幹細胞治療」です。

日本では兵庫県神戸市の
先端医療センターを中心に研究が進められているそうです。

“造血幹細胞”は骨髄や血中などにある“血や血管を作る細胞”。

この造血幹細胞を骨盤の骨髄から採取し、
静脈に投与すると、血中の造血幹細胞が通常より高い濃度になります。
すると、ダメージを受けた脳の血管を修復する働きが強くなるそうです。

脳の血管が修復されると、
神経の再生も促され、運動機能の回復を助けるそうです。

この手術を行うのは、
脳の神経幹細胞の働きが活発になる発症から10日以内だそうです。

※ただし、現在この治療法は1回目の臨床試験を終えたばかりで、
 現在は患者の受け入れを行っていないそうです。

実際、幹細胞を用いた
有効な治療法が報告されている病気は
まだ、ごく少数に限られています。

血液疾患や免疫不全、
そして後天性の骨髄機能低下に関しては、
血液の幹細胞を用いた治療が有効場合があることが確認されています。

この他の幹細胞治療に関しては、まだ実験的段階です。

つまり、幹細胞治療が安全であるのか、
そして幹細胞治療が効果的なのかどうかは、
まだ、はっきりとは分からないということです。

しかし、将来に希望を託したい治療法ですね。

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