キダチアロエは、昔から「医者いらず」といわれて民間でも広く活用されてきました。
日本で普通観賞用に栽培されるていものはキダチアロエです。名前の通りに茎が伸びて立ち上がり、暖かい地方では戸外でも育って冬に赤橙色の花をつけます。葉の外皮は苦味が強いのですが、葉内部のゼリー質はアロエベラと変わらず苦味がないため、食用にも使われることがあります。
キダチアロエの葉肉の内服は胃腸に効果があるとされます。
またキダチアロエに含まれるバルバロインの下剤効果によって便秘にも効果があります。
ただし、体質によっては胃炎を起こす場合があることや、継続摂取による大腸の色素沈着を起こすことがあることなども報告されています。
外用として傷や火傷に使用される場合もありますが、逆に悪化させた例も報告されており、使用には一定の注意が必要です。
なお、ドイツの薬用植物の評価委員会コミッションEによれば、キダチアロエの葉の中央にある柔組織に存在する粘性物質の外用は、痛みや火傷の回復に対して有効性が示唆されています。
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