ガンはある程度、予防が可能な病気だと言われています。もし、毎日の食事でがんが予防できる可能性が有るとしたらあなたはどうしますか?
がん予防にはガンにかからないようにする「第一次予防」と仮にガンになったとしても、早期発見をして進行を防ぐ「第二次予防」があります。
どちらのがん予防も食生活を含む生活環境の改善が重要なことは間違いありません。
ニンニクにはがん予防効果がある
ニンニクはあらゆる植物性食材の中で最もガン予防に効果がある野菜だという事が明らかにされています。この研究が発表されてからニンニクの注目度が上がり、ニンニクの成分と効果に関する論文が、世界で3000以上も発表されるようになりました。
1990年、アメリカのNCI(国立癌研究所)が米国政府の主導で「デザイナーズフーズ計画」を立ち上げました。デザイナーズフーズ計画は日本円に換算して総額20億円もかけたアメリカの国家的大プロジェクトだったのです。
デザイナーズフーズは、がんに罹患する要因は食生活の影響が大きいので、どのような植物性食品の成分を取り入れれば、ガンの発生を未然に防ぐことができるのかを調べたのです。
研究は、55歳から69歳の女性、41,387名を集めて直腸ガンの発生状況を5年にわたって追跡調査をし、40種類以上の食品にがんの予防効果が認められたのですが、その中で最もがん予防に効果が高いとわかったのがニンニクだったのです。
また、デザイナーズフーズ計画では127種類の食物が調査対象となりましたが、統計学的にガンの発生を抑制する効果があると証明されたのは唯一、ニンニクだけだったのです。
さらに驚いた事に、ニンニクに含まれるジアリルトリスルフィドという成分にはがん細胞を自滅(アポトーシス)させるという作用があったのです。(ジアリルトリスルフィドはアリシンが体内で変化したもので20種類以上あるスルフィド類の一つです。)イスラエルの研究者達の報告によるとジアリルトリスルフィドをがん細胞に加えると、がん細胞のアポトーシスを誘発する事がわかったのです。
あなたもご存知のように、がん患者への化学療法は、薬物を使ってがん細胞の消滅を図るのですが、非常に強い副作用があり、途中で治療を断念する人も出るほどです。しかし、ジアリルトリスルフィドには副作用も無く、研究が進めば、がん治療にも利用される事が予想されます。
正直、ここまでニンニクがガン予防に効果が有るというのは驚きだったのでは無いでしょうか?
ニンニクはがん予防だけではなく、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞の予防効果もある為、今では多くの科学者達がニンニクついて研究を続けています。
これだけ様々な健康効果があるニンニクを毎日しっかりと摂っていたら「病気になんか負けない!」という気になりませんか?
もしも、あなたがこれからもずっと健康でありたいと思うのであればにんにく卵黄を試してみる価値はあるのではないでしょうか。