健康茶 秘宝に含まれるルイボスティーは南アフリカ共和国、西ケープ州ケープタウンの北に広がるセダルバーグ山脈一帯にのみ自生しています。乾燥した30度以上の温度差の高い場所を好むため、セダルバーグ山脈以外での栽培は失敗に終わっています。
乾燥させた葉は、お茶(ルイボスティー)として利用されるほか、リキュール(ルイボスリキュール)としても楽しまれています。
ルイボスティーの効能効果
葉を乾燥させて作る飲み物はルイボスティーと呼ばれる健康茶の一種です。南アフリカ共和国で年間12,000トンが生産され、半分が輸出されています。
ルイボスティーの特徴は甘みがあり、カフェインを含まず、タンニンの濃度もごく低いお茶です。ですから、身体には優しいお茶だと言えます。
ルイボスは、フラボノ-ルやフラボンやジヒドロカルコンやビテキシンなどのフラボノイドを含めた多数のフェノール系化合物を含んでおり、抗酸化作用があるとされています。
また、試験管内実験においてではあるがルイボス抽出物のキサンチンオキシダーゼ活性阻害は尿酸の生産量の減少に繋がるため痛風治療の手助けになる。ルイボス抽出物のキサンチンオキシダーゼ活性阻害効果は痛風治療に用いられる典型的な薬剤であるアロプリノールの半分以下の阻害効率でした。また、血糖調整作用をもつピニトールも僅かに含みます。
ケープ地方の先住民コイサン人(ブッシュマン)は古くからルイボスティーの効能を知っており、薬草として採集していたということです。