ウコギとは
健康茶 秘宝の成分でもある、ウコギ科ウコギ属は落葉高木または低木で、葉は互生し、普通5枚ときに3枚の小葉からなる掌状複葉で、小葉の縁には鋸歯があります。多くは雌雄異株で、東アジア地域で約40種が知られています。
ウコギはもともと中国が原産とみられ、平安時代中期の『本草和名』には五加という中国名で牟古岐(むこぎ)と読ませたヒメウコギが紹介されています。ウコギの和名漢字、五加木はこれに由来しています。
ウコギの効能効果
ウコギはもっぱら根や幹を煎じて薬用強壮剤として利用されたり、天日干にした根や皮を焼酎につけたウコギ酒などの原材料として用いられていました。そのウコギ酒は、滋養強壮、鎮痛、足腰の冷え、疼痛に効き目があるとされました。1603年(慶長8年)の『日葡辞書』ではVcoguiとして「根は薬用に、葉は和え物に、幹は酒に用いる」とあり、古来より広く利用されていた事がうかがえます。
出典:Wikipedia